2012年03月12日

地域ねこセミナー@鷺宮 無事終了です

DSC_8574.JPG昨日、中野の鷺宮で、地域ねこセミナーを開催しました。中野の中でもこの周辺では初めてです。
皆様ご存知のとおり、昨年の大震災からちょうど一年の日。諸事情からこの震災の記念の日と重なり、それが理由のひとつとなったせいか、残念ながらご参加人数は少なめとなりました。
ただ、ご参加いただいた方は、どなたも真剣に話を聞いてくださり、講師の先生がたのおかげもあって、中身の濃い内容となりました。
今回の講師は、すでにご案内のとおり「地域猫活動の2大伝道師」ともいえる黒澤泰さんと工藤久美子さんです。
「地域猫」の概念自体を発案し、実践なさってきた黒澤さん。今日も、温和な笑顔と語り口で、「そもそも、地域猫とは・・・・」ということろから、丁寧にご説明いただきました。「ただ、えさをやれば野良猫が地域猫になっていくんではないんですよ。・・・・」、「2割の猫好き、2割の猫嫌い、そして6割の無関心、無関係者がいる、そこから、進めていくものなのです」
また、いつも歯切れ良く、物事をすっきりと整理してくださるNPOねこだすけの代表、工藤さん。この活動を取組むときに大切なこと、押さえなくてはならないことを、経験談も交えてご紹介いただきました。「とにかく、頭を下げて、やっていく必要があるんです」「地域住民、自治体、そしてNPOなどボランティア活動をしている人、その3者が協働することが重要です」

上記の文章は、もちろんお話のすべてではなく断片だけのご紹介です。こんな断片を読んでいただき「それってどういうこと?」と興味を思ってくださったなら、是非、次回のセミナーの機会にご自分自身でご確認いただくために、ご参加いただけたらと思います!

出席者のアンケートからも、「ようやく始めて『地域猫』がどんなものかわかった。」という声もきかれ、知っているつもりだったがよく理解はできていなかった人たちもかなりいらっしゃるのではないか、という実感も得ました。知っているつもりで、事実誤認があっては、うまくいきません。
そして、知ってくだされば「もっと広めたい」という感想もいただくことができるし、活動の成果もあがりやすくなるに違いありません。
セミナー開催も継続が大切。今後も努めます!

ご参加者皆様に、深謝。
posted by 猫と花地域環境ネットワーク at 16:47| 日記