2011年06月09日

飼い主のいない猫の不妊・去勢手術

今週は、再び、猫の捕獲の作業のお手伝いをしました。
捕獲の時間帯は、夕方から夜にかけてが多いように思いますが、今回はもろもろの条件を鑑みた上で
早朝が最適ということに。
私たちは、朝5時起きをして、中野区上高田の某所に集合しました。
数が増えつつあり、糞尿のクレームもあるとのこと。
不妊・去勢手術が急務の状況です。

始めるまでは、いろいろ大変でしたが、
この日は、割とあっけなく合計7匹がつかまり、その日すぐに病院に搬送しました。
今は、寒すぎず、暑すぎない時期なので、猫にも少しは負担が少ないかもしれません。
全員の里親探しは困難ですが、
手術後は、元の場所に戻し、彼らが以前より穏やかに暮らしていけるよう、
見守っていきます。

実は、先週、中野区内の別の場所で、ノラ猫被害に憤慨したご婦人に猛烈な勢いで怒鳴られました。
もともと、トラブルが起こっていた方たちの仲介に入るために、東京都の動物愛護推進委員でもある我々数名が出向いたケースだったのですが、その第三者にさえ、そこまで怒りをぶつけたくなる状態だったのですね。
猫に怒っても問題は解決しないし、止む無くえさを与えている人に怒っても問題は解決しません。
そして、えさやりさんが、怒った人に隠れてえさを与え続けることになると、さらにトラブルは悪化します。
どうか、人同士の争いはやめられますよう。
問題の本質を見極めて、本当の解決への道を進めますように。






posted by 猫と花地域環境ネットワーク at 16:40| 日記