2013年08月22日

サザエさんちのたまちゃん!?

前回のお話では、日本で通常見られるネコは、「野生の」ネコではなく、「運悪く、後天的に」飼い主のいない「イエネコ」だということをお伝えしました。

それでは、なぜ、こんなに「飼い主のいない猫」が街中にいるのか、の答えは、「サザエさんのたまちゃん」なんです。「は?」・・・
実は、これは、セミナーで毎回お世話になっている、NPOねこだすけ代表の工藤さんのお言葉。

つまりですね、人間がネコの習性を利用しねずみ被害防止のために飼育してきたのですが、かつて、首になわをつけて飼っていた絵も残されていたようですが、サザエさんちのたまちゃんに代表されるように、そのほとんど全てのネコが家の中と外を自由に行き来する放し飼いされてきたことに原因があるということなんです。そして、飼い猫に不妊・去勢手術するということも、ほとんどその習慣がなく、人間の予定や都合とはまったく関係なく、子猫が生まれてきた訳です。そうなると、すべての子猫は飼えない。飼い主のいない猫が存在することとなります。
それから、飼い主の都合で、もちものを捨てるように、飼い猫を捨ててしまう人もいます。
(ちなみに、それは、立派な犯罪ですよ!遺棄犯罪100万円の罰金)
街が都会化してきて、家が密集し、道路の舗装化が進むと、ちょっとネコがおトイレできる場所もなくなり、問題となりやすくなります。くさい、汚い。。。!!

人間の都合で家畜化し、人間の都合で捨ててしまい、人間の都合で邪魔だという・・・これって、人間としてどうなんでしょうかね。!? 

しかし、法律上、猫は、カラスなどとは異なり「動物愛護法」の対象である「愛護動物」(注1)なのです。それは、飼い主がいるかいないかは、全く関係なし。
さて、次回には、あちこちの場所で問題視される、いわゆる「えさやり」について、話をすすめようと思います。愛護動物にえさをやるのは、やはり問題なんですかね。そのあたりのことです。

(注1:動物愛護法より抜粋 愛護動物とは・・
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S48/S48HO105.html  第44条)
一、牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
二、前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの
posted by 猫と花地域環境ネットワーク at 18:30| 日記